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かみむら農園
かみむら農園
2010年に京都府八幡市で就農。肥料をおからから自作し、農薬・除草剤・動物糞尿肥料や化学肥料は一切使わずに、食べた方の脳が満足する野菜作りを目指しており、野菜の持つ本来の味を100%引き出せるよう硝酸態窒素の割合を極力減らすよう作付けを行っています。オーガニックフェスタ2017での栄養価コンテスト大根部門で最優秀賞を受賞(イチゴとホウレンソウ部門もファイナリストノミネート)。
作り手
上村慎二
所在
京都府八幡市
マイファームとの関係
AIC京都農場実習講師
主な生産品目
苺、季節のお野菜
農家を始めたきっかけは?
義父が家庭菜園で作ったナスを食べて感動し「自分もひとを感動させられるくらい美味しい野菜を作りたい!」と35歳で就農を決意。
大阪から京都府八幡市に移住し、有機農業の第一人者、上田吉輝氏に師事。1年ほど栽培の基本を学んだのち、2010年に独立就農。経営が軌道に乗った矢先に、自身がトマト(ナス科)に対するアレルギーがあることが判明。食物アレルギーを持つ人のためにも、化学肥料と農薬を使わず、えぐみの元となる硝酸態窒素を残さないための土づくりをおこなう。全国で10人ほどの有機いちご農家でもあり、超希少な有機JAS認証のイチゴ「瑠璃の宝箱」を育てる。
農業の魅力とは?
素晴らしい師匠や支えてくれる家族、周りの人に励まされ、ここまでやってこられました。技術がないから失敗するだでけで、レベルアップしていけば良いという前向き思考なので、しんどいとか苦しいとかはなかった。新しいチャレンジや難しいことに敢えて挑戦し、自分自身を鼓舞して、つくったもので人が感動して喜んでくれて、生活が成り立てばそれが一番だと思っています。魅力的な人に出会えて、繋がりが生まれ、自分が成長できることが農業の良さだと思います。
あなたの夢を教えてください
食べものの安全・安心はあたりまえなんですよ。
できるだけ地域の資源を活かして「美味しいもの」をつくることをメインに考えています。特に、子供たちにオーガニックを食べて欲しい。オーガニックが全て美味しいわけではないが、土づくりによって美味しい野菜は作れるようになります。子供は自分で選べないから親がその選択を簡単に出来る環境を作りたい、つまりオーガニックの総量を増やしたいと思っています。病害虫対策や天敵農法などの技術を研究し、オーガニックが身近になるように、生産者として後進を育てることにも力を入れています。






