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安行梅松園たかやまファーム
安行梅松園たかやまファーム
埼玉県川口市の静かな一角、畑に足を踏み入れると、青々とした葉の香りがふわりと漂います。太陽に透ける晩白柚の大きな葉、遠くで小鳥のさえずりが響き、風が枝を揺らしてサラサラと音を立てます。父の高山甫さんが造園業を営む安行梅松園で晩白柚(川口市農業ブランド)などの柑橘類や野菜を育てています。また、貸農園事業やブルーベリーの観光農園にも挑み、一本一本の木や野菜と向き合いながら栽培技術を学んでいます。
作り手
茂木祐美
所在
埼玉県川口市
マイファームとの関係
AIC関東校19期アグリビジネスコース(埼玉農場実習)
主な生産品目
晩白柚などの柑橘、野菜の収穫体験・貸農園事業、ブルーベリー農園
農家を始めたきっかけは?
土日に手伝いをした事がきっかけで、やってみると何より土の偉大さを感じ、土に癒されました。その後両親が体調を崩してしまった為、高校の教員を辞めて農業に取り組む決意をしました。まだまだ技術が未熟で大変ですが、今はやりがいを感じています。地域の貴重な自然や農地を守らなくてはいけないという想いもありました。
農業の魅力とは?
手をかけて育ててきた野菜や果実が実る瞬間は、言葉にならない達成感があります。直接、お客様から『おいしかったよ』って言ってもらえると、本当にやってよかったなって思います。また、収穫体験を通じて、普段食べている野菜がどんなふうに育つのかを知ってもらい、幼少期から食や農に関心をもってもらえたら、食品ロスの低減など好循環が生まれるのかな、と考えています。農業は生きていく上で大事な産業だと思うので、魅力だけでなく、後世に継承して行く責任も感じています。
あなたの夢を教えてください
ブルーベリー観光農園を整備して、多くの人においしいブルーベリーをはじめ、ファームの魅力を知ってもらい、持続可能な仕組みを作って、毎年楽しみにしてくれる場所にしたいと思っています。また、果樹で加工品も作り、より多くの人を笑顔にできたら嬉しいです。
作り手からのメッセージ
晩白柚やブルーベリーは、太陽と風、そして時間が育ててくれた自然の恵みです。ぜひお子さんと一緒に味わってみてください。食卓に甘酸っぱい幸せをお届けします。





