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さいたま榎本農園
さいたま榎本農園
埼玉県大宮のほど近く、静かな住宅街を抜けた先に広がる「さいたま榎本農園」。400年もの歴史を受け継ぐこの地で、16代目の榎本さんは、主力のトマトはもちろん、季節ごとに100種類もの野菜を栽培しています。元・農業技術職員という経歴をもつ榎本さんは、政策や法律に詳しく、最先端の農業にも意欲的。農園の隣には古民家を改装した農家レストランも併設され、まさに「食・農・人」が交わる場所です。
作り手
榎本健司
所在
埼玉県さいたま市西区
マイファームとの関係
AIC埼玉農場実習講師
農家を始めたきっかけは?
農家の長男として生まれたんですけど、実は若い頃は農業があんまり好きじゃなかったんです。でも、子どもの頃に畑で遊んだ記憶や手伝いが、いつの間にか体に染みついてて。農業が気になって、結局、農業系の学校に進んだんですよね。市役所で農業技術の仕事をしていたんですが、父が病気になって…『後悔しない人生を』と思って、農家になることを決めました。
農業の魅力とは?
やっぱり一番うれしいのは、『美味しかった』って言ってもらえることですね。直接感想を聞けるのが農家の特権かもしれません。それと、畑に来てもらって、土に触れたり、収穫体験してもらうのも好きなんです。子どもも大人も、笑顔になってくれる。そういう時間があるから、続けていけるのかもしれません。
あなたの夢を教えてください
「農業って、ただ作って売るだけじゃないと思うんです。体験や教育、加工やエンタメまで、いろんな価値を持ってる。僕はそれを、もっと広く届けていきたい。子どもたちにも“農業ってかっこいい”って思ってもらえるような場を作っていきたいですね。野菜づくりにゴールはない。だからこそ、面白いし、挑戦しがいがあるんです。
作り手からのメッセージ
農家レストラン「菜七色」では、採れたて野菜を使った素朴な田舎料理をご提供しています。古民家を活用した空間で、畑の風を感じながら、ぜひゆっくりと過ごしていただきたいです。大宮駅からもアクセス良好なので、ぜひ一度、遊びに来てくださいね!







