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鈴の彩
鈴の彩
埼玉県北部、のんびりとした盆地に広がる畑。空気が澄んだ日には、遠くに浅間山や赤城山がくっきりと見えて、心がすっと軽くなります。
いまはきゅうりの緑が主役ですが、いつかはカラフルな野菜たちで畑をいっぱいにしたい――そんな想いから、農園名は「鈴の彩」と名づけました。色とりどりの小さな鈴が畑に広がるような、見た目も味もにぎやかで楽しい風景を目指します。現在はきゅうりのほか、アメリカ育ちの夫と一緒に、ハラペーニョやヒカマなど、日本では珍しい野菜づくりにもチャレンジしています。
毎日ていねいに野菜と向き合い、子どもを育てるような気持ちで愛情をそそぎながら、彩りとやさしさを届ける農業に取り組んでいます。
作り手
鈴木俊美
所在
埼玉県本庄市今井
マイファームとの関係
AIC関東15期(埼玉農場)
主な生産品目
ハラペーニョ・きゅうり
農家を始めたきっかけは?
高校生のときに、実家がきゅうり農家を始めたのが最初のきっかけです。そこから自然と手伝うようになって、一度は普通の会社に就職したんですが、コロナ禍を経験して「やっぱり自然の中で生きたい」と強く思うようになりました。実家でリモート勤務をしていたこともあり、農が身近にあったので、改めて農業の勉強をして本格的に始めることを決めました。
農業の魅力とは?
植物って本当に素直なんですよ。手をかけた分だけちゃんと返してくれるのが面白くて。きゅうりもハラペーニョも、毎日の水やりや手入れでどんどん成長してくれるんです。まるで子どもを育てているみたいに。変な形のきゅうりを見ると、「今日はこんな形になったけど、何か気にくわなかったのかな?」なんて考えたりして、どんどん愛着が湧いていきます。
あなたの夢を教えてください
まだ営農2年目で、少しずつ農業のサイクルが見えてきたところです。今はきゅうりが中心ですが、もっとスキルも体力もつけて、いろんな種類の野菜にチャレンジしていきたいです。いつかは畑全体がカラフルになって、それをそのまま、みなさんの食卓へ彩りを運べたら、すごくうれしいですね。
作り手からのメッセージ
きゅうりは、シャキッとした食感とみずみずしさが自慢です。ハラペーニョやハバナダなど、日本ではまだ珍しいけれど身体が喜ぶ野菜も沢山作っていく予定なので、気になったら、ぜひ一度食べてみてもらえると嬉しいです。










