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うちで農園
うちで農園
東京の住宅街のすぐそばに、ふわりと土の香りがただよう小さな畑があります。ここ「うちで農園」では、スマート農業の高設栽培トマトと、露地でじっくり育てたサツマイモがすくすくと育っています。人と自然の距離が近いこの場所だからこそ、野菜づくりを通して、人と人のつながりも大切に育てられているのです。
作り手
小勝正太郎
所在
東京都府中市白糸台
マイファームとの関係
AIC関東6期(横浜農場)
栽培方法
慣行栽培
主な生産品目
トマト、サツマイモ
農家を始めたきっかけは?
大学の経済学部で子供の福祉やメンタルヘルスを学んでいるときに“農福連携”というテーマに出会って、農業が人の暮らしに深く関わるものだと知りました。それがすごく魅力的で。実家も兼業農家だったんですけど、僕は本格的にやりたいと思って、卒業後すぐ2015年に農業研修に入り就農しました。
農業の魅力とは?
毎日が大変ですけど、やっぱり畑に出て体を動かしていると、心がスッキリして前向きになれるんです。落ち込んでる日も、畑に行くと不思議と気持ちが切り替わるというか。あと、自分で育てた野菜を「おいしい」って言ってもらえる瞬間は、本当に嬉しいです。流通の難しさに直面したことで、加工品づくり(トマトジュース、日焼け止めミスト)にもチャレンジするようになって、人とのつながりもどんどん広がっています。
あなたの夢を教えてください
今、特に力を入れているのがサツマイモなんです。「東京といえばおいも掘り!」って言われるくらい、東京の名物にしたいなと思っていて。子どもも大人も、土に触れて、自分の手でおいもを掘り出す体験を通して、野菜をもっと身近に感じてもらえたらうれしいですね。体験ごと野菜を届ける、そんな農業を目指しています。
作り手からのメッセージ
都市農業って、消費者とすごく近いんです。でも農薬のことって、なかなか伝わってないんですよね。不安だけが先行してしまってる気がして。だから僕はX(旧Twitter)で農薬のリスクや正しい知識をわかりやすく発信しています。知れば安心して選べるし、農薬を減らすことにもつながるんです。畑のこと、ぜひもっと知ってくださいね。
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