1
/
の
8
和樂の里
和樂の里
山口県岩国市の奥深い山間にある田畑・農家民宿は、まるで自然と語り合うことができる場所のようです。雲海に包まれる朝、夕陽に染まる山々、そして夜には満天の星空が広がります。現在は神奈川県と山口県の2拠点生活。自らの手で土に触れ、命を育む暮らしを選び2026年から山口県で地域おこし協力隊とし地域活動に取り組む計画です。
作り手
坂田修作
所在
山口県岩国市周東町
マイファームとの関係
AIC関東10期横浜農場
主な生産品目
わさび、ぶどう山椒、ぜんまい、椎茸
農家を始めたきっかけは?
定年が見えてきて、“このままでいいのか?”って焦りが湧いてきたんです。ジム通いやたまの旅行、、、そんな老後ってピンと来なくて。娘がハーブを育てたいって言ったのもあって、じゃあ自分も土に触れてみようかなって。体験農園をきっかけに農業を本気で考えるようになりました。都会から離れて、地域で何か新しいことができるんじゃないかって。
農業の魅力とは?
「自然の中で暮らすこと」、なんていう当然のこともありますが、土地や地域との結びつきが具体的になったことですかね。実際に暮らして耕してみて自然からの恵みが得られて、それが今の資本主義社会では微々たるお金にしかならない、そんなことが実感できたことですかね。いいんだか悪いんだかわかりませんが笑。実際に中山間地域に暮らすことで、自分の内側にある“何か” と都会では見えなかった本当の世界がつながっている気がしてます。
あなたの夢を教えてください
まだ事業としてはスタート地点。自分のやりたいことをカタチにするのと同時に、離れた家族にも幸せでいてもらえるようにしたいですね。
山口県には、自然と共に生きることの豊かさと、地域への深い愛情があります。畑では、わさびや椎茸、ぜんまい、ぶどう山椒などを栽培し、山口県を代表するブランド牛「無角和牛」で耕作放棄地の再生にも注力したいです。
作り手からのメッセージ
ここは本当にすごい場所なんですよ。15代続いた山村にある築125年の古民家。春はウグイスの鳴き声で目覚めて、夜は天の川がくっきり見える。4月ころは、わさびがちょうどいい具合に育っています。空気も水もピカイチのこの土地で育った野菜を味わったり、深い山の中で過ごして樹々の梢を見上げたり、滝の音に耳を傾けたりしてください。特産品を食べることやその土地の空気を吸うことで、きっとそこに流れる人々の歴史伝統、太古からの自然の営みも感じてもらえると思います。







