千葉県鴨川市。海と山に抱かれたこの町のなだらかな丘の上に、朝露をまとったレモンの木々が並びます。
そこに立つのは、元建築士の永井さん。設計図の代わりに、畑の風景を描くように農業と向き合いながら、「自分が食べておいしい」と思えるものだけを、丁寧に育てています。
おいしさの先にあるのは、「孫に安心して食べさせられるか」という問い。
だからこそ、農薬は必要最低限。手間は惜しまず、土づくりからこだわる。
まろやかな酸味が特長のレモンをはじめ、温州みかんや柑橘類また季節の野菜も、自然の力と向き合いながら育てています。
さらに、レモンなどの柑橘や畑で採れた野菜から生まれる加工品も評判。
レモン胡椒やゆず胡椒、すだち胡椒、からし梅、粒マスタード(まだ試作中)など――すべてが奥さまと二人三脚で、試作と改良を重ねて完成させたオリジナルの味です。
そしてもうひとつの顔は、養蜂家。
山を飛び回る日本ミツバチのはちみつは、コクとやさしい酸味が重なり、思わずスプーンが止まらないおいしさ。
日本蜜蜂は野生種でその飼育には決定打が有りません創意工夫しながら続けてます。
季節の恵みと向き合いながら、「食卓に笑顔を運ぶものづくり」を今日も続けています。
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