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タイガーファーム
タイガーファーム
ダイバーでもある農家の浅川さんは海を愛し、料理を愛し、そして今は大地と向き合う日々。2025年に認定農家となり、夢を形にするために一歩一歩進んでいます。昆布の養殖、ワインの海底熟成、料理学校で磨いた腕前と知識。すべての経験が今、野菜づくりに活かされています。ここから、食卓へと続くストーリーがはじまります。
作り手
浅川虎紀
所在
東京都町田市
マイファームとの関係
AIC関東18期(横浜農場)卒業
栽培方法
有機栽培(JAS取得なし)
主な生産品目
さつま芋・干し芋、馬鈴薯(レッドムーン)、生姜(近江生姜)、里芋
農家を始めたきっかけは?
ダイビングショップを経営しながら、ダイビングインストラクターやプロのダイバー養成をしています。またその一方で昆布を養殖して販売したり、海底で熟成させたワインの販売もしています。
コロナ前はダイバーが集まれるダイバーバルの経営もしようと、3年の歳月にわたり3か国(イタリア、フランス、スペイン)の料理学校に通いました。他にも鶏料理や寿司の学校にも通いつつ、ビールソムリエの勉強もし、ソムリエの資格も取りました。
しかしコロナ禍で全ての計画が水の泡と化し、ダイビングの仕事すらも出来なくなってしまったのです。長引くコロナ禍で廃業も覚悟し、そこで次はどんな仕事に就こうか悩んだところ、食べることと大自然が好きな私としては、海がダメなら陸、しかもソーシャルディスタンスも確保されている農業と確信し、畑で食べた野菜の美味しさに衝撃を覚え、農業の勉強をアグリイノベーション大学校で一から始めたのがきっかけです。2023年に就農し2025年に認定新規就農者となりました。
農業の魅力とは?
まず職場が大自然で生産性がある仕事、そして料理学校で学んだスキルが活かせて、色々なオーガニック料理を開発できること。なんと言っても安全な野菜を自分で育てられるのは最高ですね。畑がそのまま食材庫になるのは本当にありがたいですね。
あなたの夢を教えてください
オーガニックレストランを開くのが目標です。自分の畑で育てた野菜を使った料理を出したくて。それから、干し芋の輸出にも力を入れていきたいですね。日本の甘くて美味しいサツマイモを、世界中の人にも知ってもらいたいと思ってます。
作り手からのメッセージ
2023年から始めた農業も、ようやく2025年に認定農家として本格的にスタートできました。おかげさまで広い農地も確保できて、これからもっと多くの野菜を育てていけそうです。化学肥料や農薬に頼らない農法で、地力(微生物、土壌成分)を活かした野菜作りに励んでいます。たくさんの方に助けてもらってここまで来たので、今度は僕の野菜で恩返ししていきたいです。応援よろしくお願いします!











